2010年5月15日土曜日

しろいしろいしろい日

うつくしい日はだいたいしろい。
淡くって全部が優しくって、思わずダンスを踊ってしまいそうになる足を自転車のペダルを漕ぐ力に変えてどこまでも駆けて行きたくなる。


京都は江戸紫とか渋い色のイメージが一般的のようだけど、私はそうは思わない。のよ?京都はペールトーンでできた街。埃をかぶった寺社仏閣、一本路地に入れば懐かしい町並み。舞子さん。てん、てん、と潜む嘘みたいに素敵なお店。建物は多いのに空は広くって、出町柳の三角州で酔っぱらいながら見上げた空はのどかで現実を忘れそう。京都って街自体が蜃気楼みたい。でもしっかりと根を張っている。だから白ではない。「見所は?」と聞かれると困ってしまうけど、どこへ行ってもなんだか不思議なのが京都のすごくいいところだと思う。最近。すごく思う。誰だって故郷が一番愛おしいと思うけど、京都はなんて言うか・・・うーん、良いのです!YUKIの曲で京都をモチーフにした歌が3曲ほどあるけど、故郷の北海道を歌った曲はない。京都はなんか魅力的。


と、恋愛模様を聞きながら清水を歩いて思った。アルバム「うれしくって抱き合うよ」は京都に似合いすぎる。ありがとうYUKI。youtube探したけどなかったので是非借りてください。(まわしものではございませんw)


しかしわたしには京女の要素がこれっぽっちもない。はんなりどぎつい。嫌みすら笑ってやわらかく言ってしまう。腹黒い。京女のイメージ。清水のバイト先に京おばさんがいて、行く度に信じられないやさしい声ではんなりと距離を詰めてくる。怖い。でも、それでも京女ってのが絶滅しかけの京都には必要な存在なんだな、と思う。そう思ったら京都に住んでいながら、両親ともに京都人ながら、京女じゃない自分が少し残念に思えた。何故大阪色が濃いんだ・・・!


兎に角!今日は大好きな輸入食品屋にてタピオカ粉と全粒粉をゲットしたのでうきうきです。これでつるつるうどんとかパンとか焼くんだーww次はコーンミール買わなきゃ!


一番好きな通りは冷泉通り。

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